小川町の移住の先輩で友人のアクセル長尾さんの小川町の移住記がエモい。
小川町に先に家を買った友人宅でのプライベートパーティー参加での小川町の認知、現在の自宅との運命的な出会い・購入、コロナ禍への突入、勤務先の会長からのパワハラ、里帰り出産での次女の誕生、DIYリフォーム、退職の決断などがダイナミックかつ繊細に描写されている。
- 赤い通信 ROAD to 小川町 第1話 しゅうくんとはるかちゃん
- 赤い通信 ROAD to 小川町 第2話 宇宙祭り
- 赤い通信 ROAD to 小川町 第3話 小川町の中古戸建て
- 赤い通信 ROAD to 小川町 第4話 家買う
- 赤い通信 ROAD to 小川町 第5話 ローン審査突破
- 赤い通信 ROAD to 小川町 第6話 物件ツアーと台湾旅行
- 赤い通信 ROAD to 小川町 第7話 マイホーム、マイカー、マイストラグル
- 赤い通信 ROAD to 小川町 第8話 コロナ禍突入どうなるマイホーム
- 赤い通信 ROAD to 小川町 第9話 田舎暮らしと会社員
- 赤い通信 ROAD to 小川町 最終話 人生の転機に立つ
このブログのエントリーを書くのにまた読み返したけれど、私自身、移住記に度々出てくるヒーさんと知り合ったことなどで解像度が高まって、よりエモく感じている。
きっと、小川町やその他田舎に移住を検討している人には刺さる箇所が何個もあるはず。 ぜひ読んでほしい。
新たな生活が始まるだろう新居で過ごす時間は、とてつもなく気分がよかった。裏に竹山、家の前には大きな庭。その、私達が惚れ込んだ庭をみんなでウロウロしてみると、なんとヨモギにツクシ、フキノトウなんかが自生しているではないか。
私は、これは夢を見ているんじゃないか、と目の前の現実が信じられんばかりに感動していた。この庭が全部私達のものなのか…。更に追い討ちをかけるように、我々の滞在中に鶯が鳴いた。ホーホケキョが自分の庭で響いたのだ。みなで顔を合わせて驚いていると、鶯は我々を歓迎しているかのように忙しなく、これでもか、とばかりに鳴いてくれたのだった。